Q:ネムチュアはどんな食べ物ですか?
A:「ネムチュア」(北部での呼び方)あるいは「ネム」(中部、南部での呼び方)は、豚肉を使ったベトナムの発酵食品です。豚肉に香辛料、炒った米粉を加えたもので、酸味が特徴です。
「ネムチュア」の作り方は、比較的シンプルです。発酵食品ですが、手早く作ることができ、数日しかかかりません。材料は、豚肉、豚皮、炒った米粉(米を黄色くなるまで炒って、すり潰したもの)、ニンニク、チリ、砂糖、塩、コショウ、魚醤など。まず、豚皮の表面をきれいに剃り、洗って鍋に入れ、火にかけます。茹であがったら、匂いを取るために少量のウィスキーを加え、再度、熱いお湯の中に入れます。その後、水切りして2〜3cm幅に切ります。次に豚肉は挽き肉にして、炒った米粉、塩、コショウ、砂糖、コショウなどの調味料と、細切りにした豚皮を加えて混ぜます。それをまず薄い葉(グアバ、いちじくなど)で巻き、さらにバナナの葉で巻きます。3〜5日間、涼しい場所で発酵させると、食べられるようになります。ネムチュアは地域ごとにさまざまな特徴があり、その違いは名前で区別できます。名前は通常、地名に由来しています。
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Haccola「発酵通信inベトナム」
収入増加により、健康への関心が高まり、ベトナム人の乳製品の購入が増え続けている。2050年には1人当たり年間34kg消費すると見られ、市場規模としては、3,800トン(人口推定1億1,200万人)にまでなると考えられている。
現在、都市部では8割、地方では半数の世帯が、毎月乳製品を購入している。市場やスーパーマーケットのシェアが急速に伸びてきてはいるが、ベトナム人消費者は依然として、路面店での購入を好んでいる状況だと言える。インスタントヌードルや砂糖を始めとした包装食品や日用品と共に購入することが多いという特徴が見られる。食品のため、消費者は品質や安全性を重視して購入している。
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SankeiBiz「よむベトナムトレンド」
ベトナムの医療市場は急成長しており、世界銀行によると、2010年から2020年にかけて市場規模は72億ドルから252億ドルにまで拡大する見込みである。需要面で健康意識が高まっている一方、供給側では社会動員(Social Mobilization)政策の一環として、医療分野での民間投資が奨励されるようになり、外資参入規制も緩和されている。政府は、1万人当たりの病院ベッド数を2010年の20.5床(内、民間病院0.76床)から2020年までに26床(2床)まで増やすことを目標に掲げている。
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SankeiBiz「よむベトナムトレンド」
ベトナムは、中国に代わる世界のアパレル工場としての役割を担ってきた。しかし、近年の著しい経済成長と内需拡大によって「工場」の役割から「マーケット」として注目されるようになってきている。一昔前は、仕立屋が軒を連ね、一から採寸して服を仕立てるのが一般的であった。しかし、服を一から縫ってもらう代わりに、既製服を買い求めるようになり、消費者志向は徐々に変化していった。
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SankeiBiz「よむベトナムトレンド」
Q:ベトナムの熟鮓「マム・カー」とはどんな発酵食品なのですか?
A:「マム・カー」は魚を塩漬けにした後、炒った米の粉を加えてカメに入れ、発酵させたものです。
日本の熟鮓は、ベトナムの「マム・カー(Mam ca)」に似ています。「マム・カー」は、魚を塩漬けにした後、炒った米の粉を加えてカメに入れ、発酵させたものです。ウイスキーを香り付けや発酵を早めるために加えることもあります。魚は淡水魚でも海水魚でも構いません。よく使われるのは、かたくちいわし、雷魚、鯉などです。「マム・カー」の作り方は、2段階に分かれています。
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Haccola「発酵通信 in ベトナム」
欧米や日本、アジアの先進国などでは、多くの消費者がオンライン学習サイトを利用している。近年、ベトナムでも急速に市場が伸びており、2013〜2018年のCAGR(年平均成長率)は40%で、2015年には5,000万ドルの市場規模へと成長している。人口約9,170万人(2015年)、5,000万人以上の労働者人口を抱えるベトナム市場は、今後もさらに成長することが期待される。
現在のところ、約150のスタートアップ企業がこの市場に参入しており、その約80%は、2016年1月以降に設立された会社だ。オンライン学習では、様々なコースが提供されているが、大きく分けて3つに分類することができる。
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SankeiBiz「よむベトナムトレンド」
既に様々なメディアで報道されているが、経済成長によってベトナムは急速な発展を遂げている。この急速な発展によって、工場などの大型施設から空港やショッピングセンターなどの公共施設、住宅やオフィスなど、特に建設工事需要は著しく伸びている。実際、2015年には100億ドル規模であったベトナム国内の建設工事は、今後10年間で2.5倍の250億ドル規模に到達すると予想されている。
その建設工事の中で、全建設工事規模の4分の1を占める設備工事に着目して見ていくと、建設需要の大幅な増加に伴い、空調や配管、電気設備などの設備工事も増加していくことが予想される。
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Q:ニョク・チャムとはどんな調味料なのですか?
A:魚醤(ニョク・マム)ベースと、大豆ベースと2種類ある、ベトナム料理には欠かせない調味料です。
ベトナムでは料理に合わせられる調味料は、液体か半液体(ドロッとしてもの)で、風味や香りを加えるために用います。ベトナム料理には欠かせません。調味料は「ニョク・チャム(万能つけたれ)」と「ニョム・マム(魚醤)」に分けられます。ニョク・チャムは、さらに2種類に分けることができます。
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Haccola「発酵通信 in ベトナム」
Q:ニョク・マムとはどんな調味料なのですか?
A:ニョク・マムは、魚に塩を加えて発酵させた、塩味で魚の風味がする半透明の液体
ニョク・マムは、魚に塩を加えて発酵させたもの。塩味で魚の風味がする半透明の液体です。伝統的なニョク・マムは、2つの材料で作られます。魚と塩です。魚は新鮮であれば、1匹丸ごとでも、切り身でもどちらでも構いません。魚は、イワシ、アジ、ニシン、サバなどさまざまなです。今では、工場でつくられたニョク・マムが一般的になっています。伝統的なニョク・マムの作り方は、以下の通りです。
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Haccola「発酵通信 in ベトナム」
個人所得の増加に伴い、ベトナム人の消費傾向に変化が見られるようになってきている。以前に比べ、商品の品質や健康、食の安全への関心が高まるようになってきた。特に健康に対する関心は高く、米国オーガニックトレード協会の発表によると、ベトナムの健康食品の売上は2017年に約4,700万ドルに達するだろうと予想されている。
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