ベトナムへの訪越外国人数は2013年に750万人を突破。そのうち61.3%が観光目的である。2014年は5月までに370万人を超え、前年同期比26.1%増。また、上位3か国をアジア諸国が占め、2013年は中国が1位(27%)、2014年は5月までに約100万人を超え、前年同期比43.4%増。
2012年の2G携帯電話の加入者数は、2009年比1.5倍の約1億1,600万人。2009年に登場した3G携帯電話の加入者数も増加し、2009年比2.2倍の1,500万人。対照的に固定電話の加入者数は徐々に減少し、2009年の約1,750万人が加入者数のピークで、2012年には950万人となった。
2012年のコーヒー輸入量は2006年の約9倍だが、輸出額の年平均成長率(CARG)はわずか7.5%。輸出量・額ともに輸入を大きく上回るが、輸入量の成長率は輸出量の2.7倍高い。
インターネット加入者数はxDSL、CATV、専用回線、FTTxなどの様々なチャネルで増加。そのうち、専用回線での加入者数は2011年の11,600人から934%増加し、2012年には108,500人。利用者は大幅に増加しているが、インターネットへのアクセス可能な世帯数は2011年比8.3%増に留まる。3Gネットワークによるモバイルブロードバンド利用者数のみ、2011年比で4%減少した。
2012年までの10年間で毎年ASEAN、アジア、世界の各大会に出場し、各大会で金、銀、銅全てのメダルを獲得。メダル獲得数は2006年と2008年に若干減少したが、10年間では増加。半分以上を東南アジア大会で獲得。2012年は金322個、銀277個、銅237個。金の半分以上が東南アジア大会、36%がアジア大会、世界大会では28個を獲得。
2012年のスーパーマーケット店舗数は2009年の1.5倍で659店舗。東南部、紅河デルタなどの人口密度が高い地域に多い。一方でメコン川周辺が少ない。最多のホーチミンが162店舗で東南部の83%を占め、次点のハノイが100店舗で紅河デルタの60%を占める。
大学教員数は2009年から約25%で増加し、2012年には87,160人。修士・博士は56%を占め、増加率は4年間で44.5%。同8.2%の学士に比べ、過去最高の増加率となった。2009年の国立大学教員数は私立の6.5倍。しかし、2012年までの4年間で私立大学教員数は約2倍(特に修士・博士の取得教員数の増加率は150%)となった一方で、国立大学教員数は約1.15倍に留まり、差は縮まっている。
ベトナムの総工業生産量は、2005年から2012年までの7年連続で増加。年平均成長率(CAGR)は24.67%で、規模は4,628兆733億ドン。特にクアンガイ省はCAGR80%、エンバイ省は同46%、バクニン省は同46%で急成長している。ホーチミンは工業輸出の17.3%を占めるが、CAGRは18.81%。
2012年のベトナムの水産養殖面積は、2005年の95.26万haから9.06%増の103.89万ha。メコンデルタが全体の70%相当の72.7万ha。次いで紅河デルタ。3大水産養殖地はカマウ省、キエンザン省、バクリュウ省。
2012年の外国直接投資企業の輸入額は、前年同期比22.9%増の約571億ドル(全体の52.6%)。輸入額が最大の輸入品目は「機械・設備部品(14.1%)」、最小は「化学製品(2.2%)」。輸入額の増加が最大なのは「コンピュータ電子製品・同部品(49.6億ドル)」、成長率は「電話機・同部品(92.9%)」。